まさかのJ1昇格プレーオフ準決勝敗退

リーグ戦では清水エスパルスと同じ勝ち点ながら得失点差により3位に甘んじた山雅は、J1昇格プレーオフを戦わなければいけなくなった。準決勝戦はホームアルウィンで行われ、対戦相手は勝ち点差で19も離れているリーグ戦6位のファジアーノ岡山だった。リーグ戦順位で上位にいる山雅は、負けなければJ1昇格プレーオフ決勝戦に進める有利な条件でもあった。

昨晩からの雨が試合中も降り続いていた。生憎の雨の中、集まった観客は12,200人だった。多くの人は山雅の決勝戦進出を信じて疑わなかったことだろうが、対戦相手の岡山とは余り相性が良くないのも事実だ。通算成績は、山雅の2勝2分4敗だ。また最近5試合に限れば、2分3敗と勝てていない。

試合開始直後から山雅は積極的に攻め立てる。だが、チャンスは作っても得点にはならず、時間だけが経過して行く。すると、前半23分、ここまでチャンスらしいチャンスは無かった岡山だが、カウンターからあっさり先制点を挙げてしまった。流れが有る時にしっかり決めきらないとこうなってしまうと言う典型的なパターンだ。

後半に入ると、岡山には前半には見られなかった積極性が出て来た。もう1点取って、試合を決めてしまいたいと言うことだろう。前半ほどチャンスを作れなくなった山雅だが、途中交代で宮阪が入ったことにより、セットプレーからの得点の可能性がぐんと上がった。すると、後半29分、CKからのボールをパウリーニョが頭でゴールに流し込み、待望の同点ゴールを挙げた。後は、失点しないで試合を終わらせるだけだった。しかし、後半アディショナルタイムも2分を過ぎた頃、岡山矢島の浮き球のパスに、ゴール前で待ち構えていた赤嶺にゴールネットを揺らされてしまい、痛恨の失点をしてしまった。

試合はこのまま終わり、山雅としてはまさかのJ1昇格プレーオフ準決勝での敗退となってしまった。今シーズン終盤にかけて失点が増えていたが、この試合でも複数失点したことが命取りとなってしまった。残念だが、アルウィンでの新潟戦は再来年以降に持ち越しとなってしまった。