月: 2016年11月

まさかのJ1昇格プレーオフ準決勝敗退

リーグ戦では清水エスパルスと同じ勝ち点ながら得失点差により3位に甘んじた山雅は、J1昇格プレーオフを戦わなければいけなくなった。準決勝戦はホームアルウィンで行われ、対戦相手は勝ち点差で19も離れているリーグ戦6位のファジアーノ岡山だった。リーグ戦順位で上位にいる山雅は、負けなければJ1昇格プレーオフ決勝戦に進める有利な条件でもあった。

昨晩からの雨が試合中も降り続いていた。生憎の雨の中、集まった観客は12,200人だった。多くの人は山雅の決勝戦進出を信じて疑わなかったことだろうが、対戦相手の岡山とは余り相性が良くないのも事実だ。通算成績は、山雅の2勝2分4敗だ。また最近5試合に限れば、2分3敗と勝てていない。

試合開始直後から山雅は積極的に攻め立てる。だが、チャンスは作っても得点にはならず、時間だけが経過して行く。すると、前半23分、ここまでチャンスらしいチャンスは無かった岡山だが、カウンターからあっさり先制点を挙げてしまった。流れが有る時にしっかり決めきらないとこうなってしまうと言う典型的なパターンだ。

後半に入ると、岡山には前半には見られなかった積極性が出て来た。もう1点取って、試合を決めてしまいたいと言うことだろう。前半ほどチャンスを作れなくなった山雅だが、途中交代で宮阪が入ったことにより、セットプレーからの得点の可能性がぐんと上がった。すると、後半29分、CKからのボールをパウリーニョが頭でゴールに流し込み、待望の同点ゴールを挙げた。後は、失点しないで試合を終わらせるだけだった。しかし、後半アディショナルタイムも2分を過ぎた頃、岡山矢島の浮き球のパスに、ゴール前で待ち構えていた赤嶺にゴールネットを揺らされてしまい、痛恨の失点をしてしまった。

試合はこのまま終わり、山雅としてはまさかのJ1昇格プレーオフ準決勝での敗退となってしまった。今シーズン終盤にかけて失点が増えていたが、この試合でも複数失点したことが命取りとなってしまった。残念だが、アルウィンでの新潟戦は再来年以降に持ち越しとなってしまった。

J1昇格確定ならず

2016シーズンJ2リーグ最終戦、アルウィンには過去最高となる19,632人もの人が駆けつけた。この日の対戦相手は、横浜FCだった。

山雅は、前節アウェイで町田ゼルビアに痛恨の敗戦を喫し、連続負け無し記録も16試合でストップ。それ以上に、清水エスパルスに勝ち点で並ばれ、得失点差でJ1自動昇格圏外の3位に落ちたことが痛かった。今節勝利しても、他会場の結果次第では順位の変動が無く、J1昇格プレーオフに回らざるを得ない厳しい状況だ。

今節、山雅は石原崇兆が累積警告で出場出来ず、代わりに入ったのはレジェンド鐡戸裕史で、今季初先発だった。

山雅はここまで30失点とJ2リーグ最少失点ながら、前節は町田相手に2失点している。この試合も、横浜FC相手に先制点を許してしまった。自動昇格圏内の2位に入るには最低でも引き分け以上が必要だったが、前半終了間際に相手ハンドからPKを得て、これを確実に決めて1-1で前半を折り返した。気になるコンサドーレ札幌、清水もまた同点のまま折り返していた。

どうしても勝ちたい山雅は、後半高崎のゴールでリードを奪う。しかし、それも束の間、直ぐに横浜FCに同点にされてしまった。しかし、勝って終わりたい山雅の執念が実り、試合終盤に途中交代出場の三島がセットプレーから勝ち越しゴールを決めた。このゴールが決勝点となった。だが、他会場では札幌が引き分け、清水が勝利したため、順位に変動は無く、山雅はJ1昇格プレーオフに回ることとなった。

勝ち点1の重みが、得失点差の重みが、ひしひしと感じられるシーズン終了となった。ここの所、昇格争いの固さからか、失点が多くなっているのが心配だ。1週間後に迫る昇格プレーオフ迄にしっかり調整して欲しい。

来季もJ1だが

J1リーグ2ndステージもいよいよ最終戦、新潟の対戦相手はサンフレッチェ広島。前節を終えて、新潟は、降格圏内の16位名古屋グランパスとは同じ勝ち点で、得失点差で僅かに上回っているだけだ。残留するためには、最終戦で少なくとも名古屋と同じ勝ち点を得る試合をしないといけない。勝ち点1差で上位にはヴァンフォーレ甲府がいるが、甲府に追い付くには広島との引き分け以上が条件だ。数字上はジュビロ磐田にも降格の可能性があるが、現実的では無い。

この日は、後援会のご縁でフラッグベアラーを仰せつかった。試合開始前に、競技場内から練習風景を見学することも出来た。フラッグベアラーの仕事を終えた後は、いつものように自分の席で試合を見守った。

前節ガンバ大阪戦の結果もあって、この試合、レオやラファエル、舞行龍が出場出来ない。野津田も契約上出場出来ない。主力が大勢出場出来ないこともあって、新潟としては、どんな形であれ、出来るだけ長く無失点まま試合時間を進めたいはずであった。しかし、前半21分、新潟のミスから相手に先制点を許してしまった。今シーズン何度も見てきた悪い癖が、ここでも出てしまった。しかし、その後は慌てること無く、最少失点のまま試合を進めることが出来た。

こうなると、他会場の途中経過が気になる。前半終了時点で名古屋が0-2でリードされていると言う情報は、スタジアム内でもアナウンスされていた。さらに試合終盤、会場のあちこちから名古屋がリードされたままと言う声も聞こえてきた。新潟は、最後の交代カードとして、大に代えてカズを投入した。これは、攻撃にウェイトを置くよりもこれ以上失点するなと言うことを意味するのだろう。最悪この試合に敗れても、得失点差を大きくしないことが大事という判断か。

結果、この交代もあってか、新潟はこれ以上の失点をしなかったが、得点も奪えず、0-1で敗れた。一方の名古屋だが、こちらも1-3で敗れ、新潟のJ1残留が決まった。新潟、名古屋、両者共に最終戦で勝ち点を奪えず、僅かな得失点差で、一方はJ1残留、他方はJ2へ降格と、それぞれ分かれて歩むことになった。だが、いずれの道も茨の道に思える。